ガオーさんスタンの解説とBV【番外編】 [パーティ構成]

ガオーさんスタンの解説とBV【番外編】

ガオーさん拡大版.png


 こんばんは。スグハです。
ゆめしま大賑わいですね。
こちらの記事にて毎日ごつごつ山で出会ったポケモンや道具を更新し続けています。
是非一度ご覧下さい。
http://p3labo.blog.so-net.ne.jp/2011-11-16

※情報の正確性確保の為、スグハ自身が出会ったポケモンしか記載しておりません。
 リアポケのみんなも孵化ラッシュが続いている様です。
スグハは夢特性よりロケットの家が欲しいのでまったり栽培してますが……
(なんでモコシ出てきてくれないの!!!)


 違った、今日確認した夢ブビィも欲しいです。
今日は残念ながら♂でしたが、以前の予想記事も当たっていたブビィに出会いました。
夢特性はやる気なので、ブーバーンが非常に強いガッサ対策として流行するのも
時間の問題なのではないでしょうか。



 今日は先日公開したガオーさんスタンの解説と、実戦のビデオ公開をしたいと思います。

※流星群撃ち逃げスカーフラティオスが少々厄介になりそうだったので、
前回の構成からトリトドンの型を以前紹介した「さくら」に戻して組み換えてみました。





 まずはバトルビデオの紹介から。
面白いビデオが撮れたのでUPしてみます。
ランダムで戦って頂けたつよしさん、お手合わせ有り難う御座いました!

↓バトルビデオナンバー↓

  95-10978-05825

このナンバーでポケモンセンター右上カウンターのお姉さんに見せて貰って下さい。




 つよしさんのパーティは以下の6体でした。


・エルレイド

・サーナイト

・ブースター

・ビリジオン

・ルカリオ

・ガブリアス


 ラルトス一家がお二人に、格闘の多めな半統一パーティと言ったところでしょうか。
砂パ、ガモス、ヒードラン、ノオーなんかに対して強そうな非常にいいパーティですね。


 エルレイドの型について考えると、全体的に格闘が多い事から、
エルレイドに格闘としてのアタッカーの役割を持たせる必要性が薄い事からも
恐らくエルレイドは壁張りか何かのサポート役だろうとこの段階で推定しました。
よって先発はこのエルレイドと見て間違いないでしょう。

 サーナイトはどうでしょうか。
特殊アタッカーをメインでこなせるのは他にブースターしかいません。
全体的に格闘が多く、悪に強い事からもサーナイトを特殊アタッカーとして起用する為の
サポート構成となっているとも考えられます。
なので恐らくC火力を特に意識したアタッカーとみて間違いないでしょう。
ただ、サーナイトも器用な子なので単なるフルアタではなく何らかの隠し技には注意です。

 ブースターは前述の事情からも特殊火力の炎枠と見て間違いないでしょう。
格闘で処理しきれない鋼のドータクンや物理受けに厚いグライオンを睨んで
めざ氷なんかを仕込んでいるかもしれません。

 ビリジオンとルカリオとガブリアスの3体物理アタッカーでしょう。
恐らくこの3体がメインの物理火力に、ルカリオは緊急時用に先制技持ちで、
一部の物理特化耐久対策として真空波などの両刀型を取っているかもしれません。


 ガオーさんスタンは岩を受けられる子に素早い子が居ない為、
相手は一貫してサブウェポンのエッジを撃ちやすい
物理火力のビリジオン、ルカリオ、ガブリアスの中から多めに選択してくるでしょう。

 格闘で抜群を取れる事から、ナットレイはさほど危険視せず、他に役割を持てない
ブースターは選出されないと踏みました。

 サーナイトはこちらの高火力を一撃で落とせる程の火力にはならないので
恐らくアタッカーとしての役割を失い、選出は戸惑うと思います。



 ここまでを考えていた所で相手は選出が決定していました。
20秒程度だったでしょうか。
割と早めの決定だったので、上述の理由を相手も考え、
物理アタッカー多めで先発エルレイドサポートから押し切ろうと考えているに違いないと
思いました。


 そこでエルレイドに対し先発で燕返しを持ったボーマンダをぶつけに行き、
ブースターが来ない事を逆手にとってナットレイを受け用の控えに、
カイリューを3番手に選び、

 ボーマンダとカイリューをナットレイを経由して繰り出し回数を増やし、
読み合いの中で適宜こだわっている技を切り替えながら打点を増やそうとする選出です。





 開始してみると予想通りのエルレイド先発、サポート型で間違いないと確信しました。
エルレイドは特防種族値は高いもののそこまで防御種族値は高くないので、
燕返しで圧力を掛けに行きます。
思ったより削れたので、HS振りでしょうか。ここで電磁波を被弾してしまったので、
次に来るのは壁か置き土産だろうと思いました。

 壁をここで貼られてしまうと物理火力しか連れて来ていなかったので辛かったのですが、
置き土産の場合そのまま麻痺で足の遅くなったマンダで低下を受けておくことができます。
相手もまだ1体目と言う事から、こちらがのマンダがHPを温存して入れ替える可能性も
捨てきれない筈です。
よってここではその薄い読みに期待し、マンダで居座りました。


 次に出て来たのはガブリアス。
正直このタイミングで出て来たので、何がしたいのか全く読めませんでした。
物理竜を先制して撃ち込みに来るか、身代わりなどをするか。
非常に怖かったのですが、逆鱗の場合、身代わりの場合どちらでも
次の一手を受けながら打点を取れるナットレイへ切り替えました。

 ここで読みが大きく外れて相手は剣の舞。
麻痺の痺れを期待しての積みか、入れ替え読みか、
ボーマンダのドラゴンクロー程度なら受け切れる201ガブなのだろうと踏みました。

 次の一撃を受けながら一致等倍パワーウィップを撃ち込んでおき、
カイリューの神速圏内まで削っておけばこちらのものなので、そのまま突っ込みます。

 と、サブに大文字を隠し持っていました。
中々いい準備ですが、残念ながらこちらもオッカ持ち。
対竜性能を意識したナットさんなのです。

 ここで大文字のダメージを見た所、どうやら相手のガブは
C↓性格補正の無振りと言った所だろうと判明しました。
2発目の大文字が4~50%程度を耐える希望が見えます。
また、相手の他の選出は恐らく格闘が後1残っている筈なので、
役割の持てないナットさんにはここで踏み止まってもらいました。

 なんとここでナットさんが意地を見せてくれました。
あとでなでなでしてあげないとですね!

 最後の1体はビリジオンでした。
まずはナットさんを適当に処理してから何に賭けるか、ほぼ詰んでいるので
そんな所だろうと踏んでいました。
なので一旦ボーマンダにチェンジし、威嚇を掛けながら様子を見ようとした所、
なんとここでも読みが大きく外れ、剣の舞を積んできました。
最後の最後に全抜きの可能性に賭けた積みだったのでしょうか。

 仕方がないのでマンダさんにはそのまま落ちてもらい、
カイリューに出て貰いました。
持ち物が先のマンダへの一撃で命の珠と割れていたので、タスキの可能性は潰れました。
そこで一撃で落とせる逆鱗を叩き込みます。

※神速2連で落としても良かったのですが、
もしも変態型で耐久に厚く振っており、
壁張り→エッジ連射を取られてしまうと詰んでいた筈の状況が崩されてしまいます。
非常に小さな抜け穴ですが、潰しておくに越したことはありません。
と言う事で残酷に逆鱗を選択しました。

 最後は急所で落ちてしまい、
つよしさんには最後の最後までカイリューの持ち物が解らずじまいでしたが、
いい勝負でした。つよしさんお手合わせ有り難う御座いました!


※エルレイドの置き土産サポートは後続が剣の舞を積んで
全抜きを仕掛ける為のサポートだったんですね。
恐らくこのパーティに泣かされた人も少なくないのでしょう。
スグハも危うくやられてしまうところでした。








 では、このガオーさんスタンの構成秘話をちらっとご紹介致します。


「繰り出し性能を重視したパーティ」
が一番のコンセプトです。
また、「この2体は組み合わせが悪い」と言う相性の悪い子が居ません。
相手に合わせて完全に自由な組み合わせや順序をその場で考える事ができる様にしました。

その為、個々のポケモンが相性上複雑に絡み合い、
1匹のポケモンに対し複数の逃げ込む先が用意されているようになっています。



 ボーマンダ⇔トリトドン

ボーマンダの苦手な特殊氷と高火力な電気、特殊竜をトリトドンが受けに行け、
特殊で唯一トリトドンの苦手な草をボーマンダが受けに行ける関係になっています。


 トリトドン⇔ナットレイ

ナットレイの苦手な炎にはトリトドンが非常に強く、トリトドンの苦手な物理に
ナットレイが強く、どちらも特殊耐久が厚くなっています。
トリトドンが打点を持てない中堅の水に対してナットレイが非常に強い事からも、
どちらかを選出したり、両方を選出する事ができます。


 ボーマンダ⇔ナットレイ

ボーマンダの苦手な物理岩をナットレイが受け、ナットレイの苦手な炎地面を
ボーマンダが受けに行くことができます。
ナットレイはオッカによってサブウェポンに隠した炎程度なら受け切っての反撃ができ、
2発目で居座りかマンダへチェンジの2択を迫れます。
また、格闘に対してはナットレイに引いてからマンダに帰る事で
威嚇を最大2回まで掛ける事ができ、サブのエッジ程度なら余裕で耐える事ができます。


 ボーマンダ⇔ローブシン

ボーマンダの苦手な物理岩氷を半減させながら、非常に高い物理防御と高威力の格闘技を
両立させることができます。
マンダに対して出て来たパルシェンにも後出しが効く調整をしている事は
非常に際どい調整計算なのでまず読んでくる相手は居ないでしょう。


 ローブシン⇔トリトドン

お互いが対物理・対特殊を分担して受けられる上、トリトドンのあくびによる流しで
安全にローブシンの火炎球を発動させることが出来たり、
強制的に有利な相手をバッティングさせる事ができる組み合わせです。
身代わりに強い挑発をローブシンが隠し持っている事で、
受けに対して取られやすい積み基点や身代わりを1回までに抑え込めます。


 ローブシン⇔ナットレイ

ローブシンが対格闘に強い事や、ナットレイが処理しきれなかった相手をマッハパンチで
落としに行く事ができます。
ナットレイの苦手な炎にローブシンのエッジが強く刺さり、火傷に強い事も魅力です。


 ボーマンダ⇔カイリュー

どちらも対鋼打点を持ったドラゴン物理型で、被っている様にも感じられますが、
通常この2体のゴリ押しを止めるには対策していたはずの受け1体が
差し違えで落ちてしまいます。 
対策の無くなった後でのカイリューの逆鱗は非常に刺さりやすく、
この逆鱗だけで全抜きになるケースも珍しくありません。


 カイリュー⇔トリトドン~ローブシン

ボーマンダとタイプ相性が同じカイリューにとって、
それぞれが同様の働きでシナジーを発揮できます。


 サザンドラ⇔ボーマンダorカイリュー

物理・特殊の龍打点を分担し、クレセリアやポリゴン2も楽に突破できます。
また、サザンドラに出て来たヤミラミには
先制瞑想読みでカイリューに代わる事で鬼火だけでは受け止められない鉢巻逆鱗を
そのまま当てられる組み合わせに持って行けます。
サザンドラが睨む相手にはメタグロスも入っており、
大文字で大抵のグロスを一撃で持って行ってくれるので、強引な逆鱗受けも突破できます。


 サザンドラ⇔トリトドン

サザンドラの苦手な特殊耐久に厚い水に対してトリトドンが呼び水を持って出て行けます。
逆にトリトドンに対して水が居座りながら冷凍ビームを連射するケースも少ない事から
サザンドラが出て行く機会も作り出せます。
素早さで勝てないラティオスにトリトドンが対策を持っている事もいい関係です。


 サザンドラ⇔ナットレイ

対ラティオスに特化したナットレイ、炎に強いサザンドラの組み合わせです。
どちらも格闘を2倍で通してしまうので、
今回の様な格闘の多い相手にこの2体が出る事はありません。
逆に格闘が居なかったり、1体だけのパーティの場合はそれを処理してから
この2体が回り始めると非常に強力なタッグになります。





 と言うように、状況に合わせた逃げ道が沢山ある事で、
「読み勝てば積む事はほとんどない」構成を作る事ができたと思います。
タイプ相性を見て、それらの苦手な技を持ったポケモンは何かを考えて行く事で
そのポケモンに対する努力値調整配分などを考えて行くと
この様な相互関係を持ったパーティ構成を考える事ができます。
弱点が少なく偏ったポケモン同士の組み合わせを探すと、
この様な全員が後出しに特化した構成が作りやすいです。


 今後もしばらくこのガオーさんスタンを回しながら研究を深めて行こうと思います。
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コメント 3

スグハ

 全国のポケモンセンターでマスターボールの配布もあるそうですね!

 何かイベントラッシュですが・・・!
きっとポケパーク2の販促相乗効果も狙っている筈!!
by スグハ (2011-11-18 17:11) 

タカノリ

すごく考えられたパーティですね。
ランダムで出会ったら強敵ですね!
by タカノリ (2011-11-19 21:37) 

スグハ

>>タカノリさん

 有り難う御座います!
読み外すとその後が結構悲惨な事になりそうでいつもビクビクしてます><!
by スグハ (2011-11-20 00:10) 

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